Raspberry Piでコミュニケーション向けロボをつくる

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ここ3年ぐらい、Raspberry Piを使ったロボットとしてラピロを使ってきました。

これは大変良くできたキットで、自分がこれまで電子工作を続けてこれたのは、「これを使えばあんなことやこんなことができるんじゃないか」というアイデアを、このラピロが自分に色々思いつかせてくれたからだと思います。それらを実現していく内に、少しずつ電子工作のスキルを身につけていくことができました。

ただ、最近の自分は、話しかければいつでも応じてくれるような、人とのコミュニケーションに特化したパートナーロボを実現することに関心があって、自分の印象では、ラピロはそのような用途には不向きです。

その一番の理由は、ラピロでは基本的にRaspberry Piへの電力供給が胴体のArduino基板経由で行われることです。この仕組みでは、Raspberry Piを常時稼働させようとすると、Arduino基板にも常時通電する必要があり、結果、Arduino基板が非常に高温になってしまいます。これだとちょっと怖くて常時通電では使えないですし、かといってArduino基板を使わずにRaspberry Piだけでラピロを使おうとすると、当然ラピロは一切体を動かすことができず、せっかくラピロがヒューマノイドな形をしている意味がありません。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで、もうちょっとお手軽な、Raspberry Piの搭載だけで成立する形のロボットをイチから作ってみることにしました。イメージとしては、「動かないハロ」のような感じです。

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Raspberry Pi 3 Model Bのセットアップ

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最近はArduinoを使った電子工作(おもちゃづくり)ばかりやっていたのですが、またそろそろ家のスマート化やらロボット作成やらをやってみたくなってきましたので、久々にRaspberry Piを扱おうと思います。

これまではRaspberry Pi 2 Model Bを主に使っていたのですが、さすがにそろそろPi 3がメインになってきていると思うので、超今更ですがPi 3を買って参りました。以下、自身のためのセットアップメモです。

とりあえず以下ができればOKとします。

  • タイムゾーン設定
  • デスクトップ起動無効設定
  • 無線LAN設定
  • SSH接続設定
  • I2C設定
  • シリアル通信設定
  • カメラボード設定
  • 無線LANの接続と固定IPアドレス設定
  • パッケージの更新
  • エディタ(Vim)のインストール
  • USBオーディオデバイス接続

では、順にやっていきます。とりあえず、NOOBSを使ってRaspbianをインストールし、デスクトップ画面でターミナルを開いたところからスタートです。

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オリジナルガシャット『大乱闘スマッシュブラザーズガシャット』の仕組み

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前のマリオガシャットのときは、「自分も作りたい」という方がそこそこおられたので、少し詳しめに作り方の紹介記事を書きました。今回のスマブラガシャットについては、おそらく同じようなものを作りたいという人はいないと思っていますが、今回自分が作ったものがフェイク(=動画上での音声の切り貼り)ではないですよという証明と、他の誰かが何か作りたいときのヒントにはなるかもしれないという思いで、簡単に中身の紹介をしておこうと思います。

ということで、今回は技術寄りのお話になります。

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