オリジナルフルボトルをつくる 〜レジェンドライダーフルボトル(別解釈)〜

前に、任意の音声を再生できるフルボトルのマスタープレートを作成しました。これを適当なフルボトルに取り付けることで、任意の音声を再生可能なフルボトルが出来上がります。

ただ、これを作っただけだと、音声解析の用途以外では、『フルボトルの外身(デザイン)と中身(音声)が一致しない』という、なんだかチグハグなフルボトルを生み出すことぐらいしかやることがなく、あんまり遊びの幅が広がりません。

中身(音声)を変えようとすると、それはビルドドライバー側の方に手を入れないとどうしようもないので、そこは一旦置いておくとして。せめて外身(デザイン)の方を、元々ビルドドライバーに用意されている音声に合わせる形で、なんとか自作できないかと考えてみました。

自分には電子工作のスキルはあっても、製品版のフルボトルのような凝ったデザインをつくるスキルも、それもクリアパーツで成形するスキルも持ち合わせていません。前のマスタープレートを作成したときに読者の方に頂いたコメントでは、以下の2案をご提案頂きました。

  1. レジェンドライダー系のフルボトルをベースにする
  2. 電車フルボトルをベースにする

なるほど確かに、レジェンドライダー系のボトルはこちらを見てもわかるように、ボトルのデザインは共通でラベルが違うだけです。これはつまり、エンプティボトルなんですよね。これに自分で好きなラベルをデザインして貼り付けて、マスタープレートのピンを削ったものを貼り付ければ、オリジナルフルボトルの完成です。とてもスマートな解答だと思います。

電車フルボトルをベースにするのも考え方は一緒で、あのデザインはあんまり電車の自己主張(?)が激しくないので、見ようによってはただの平面に見えます。そこにオリジナルのラベルを貼り付ければ、オリジナルのフルボトルのように見えます。レジェンドライダー(エンプティ)フルボトルに比べると、こちらの方が入手性は良いですね。

 

ただ、これらのアドバイスを頂く前に「デザインスキルなしでもなんとかできないかな」と考えていまして。その結果が、

 

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これです。中に自由にモノを入れて見た目を変えてみよう作戦。

 

。。。うん、なんというか、バンダイ様がこういう方向でレジェンドライダーフルボトルを作らなくて良かったな、と思いました。なんというか、ライダーが捕らえられてる感がすごいです。ローグとかスタークが使うならお似合いかもしれません。

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せっかくなので、自前の発光台座で発光させてみました。うん、ますますライダーが実験体にされてる感があります。これはこれでカッコイイ気もしますが。

 

中身は別にライダーフィギュア(←今回は食玩のCONVERGE  KAMEN RIDERを使用)じゃなくて良いので、好きなものを入れさえすれば、一応見た目自由なフルボトルは作ることができます。ただし、ビルドドライバーに搭載されている音声に合ったもの、という制限つきです。

 

以下、簡単にですがどう作ったのかご紹介します。

 

まず、ボトル部分になる具材を100均(Seria)で買ってきました。

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トラベルグッズ売り場に置いてある容器です。大きさは色々ありますが、自分はライダーのフィギュア(食玩 コンバージ仮面ライダー)を入れたかったので、ちょっと大きめの容器を選びました。ただこのボトル、Seriaによっては売ってたり売ってなかったりで、後で追加で調達しようとしていくつか店舗を探し回ることになりました。。。

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この容器の、上下部分を切り落とします。

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こんな感じです。これの切り落としが、容器が結構固くて大変でした。自分はナイフやニッパーでごりごりやりましたが、力をかけ過ぎて手を切りそうになることが結構ありましたので、作業にはくれぐれもご注意ください。特にカッターナイフやデザインナイフを使う場合。

 

さて、次にフルボトルを用意します。一つ注意なのが、ここで使用するのはガシャポン版のフルボトルです。DX版と食玩版は、現状ではちょっと良い方法が見つからなくて使用できません。このあたりのことは、後ほどご説明致します。

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というわけで、ガシャポン版のラビットフルボトルです。ガシャポン版はこんな感じで、小さめキャップを上からはめ込むような仕様になっています。これが都合が良いのです。

さて、これをちょっと分解致しまして、

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こんな感じで、先ほど切り取ったボトルの上下にフルボトルのパーツをくっつけてやることができれば、それなりにフルボトルっぽく見えるのではないかと思います。でも今回はボトルのサイズがかなり大きめなので、取り付け方をちょっと工夫してやらないといけません。

 

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 ということで、こんなパーツを3Dプリンタで作ってみました。フルボトルの上下パーツと切り取ったボトルを接続するためのアダプタです。銀色になっているところは、発光台座を使用したときに少しでも発光を強くするために貼り付けたアルミテープです。

このアダプタパーツ、このままですとボトルパーツに対してスカスカですので、

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Oリングを装着します。これは、使用するボトルに応じてサイズを選ぶ必要があり、ボトルの内径に対して同じか僅かに小さい、ぐらいのものを選ぶと良いです。自分はモノタロウ外径31.7mm、内径24.7mmのものを購入しました。こちらの一覧から適切なものを選ぶと良いと思います。

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溝に合わせてOリングをはめると、こんな感じになります。これで、ほどよい強度でフルボトルの上下パーツを先ほど切り取ったボトルパーツに固定できるようになります。

 

それでは、このアダプタパーツをフルボトルの上下パーツに取り付けていきます。まずは上パーツから。

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こちらが上用です。

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このアダプタパーツを取り付けるために、干渉する部分(QRコードの部分)は切り落としています。

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この軸穴の部分は、

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こんな感じで適当に広げます。

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こんな感じで、アダプタパーツを挟み込めればOKです。あ、認識ピンのプレートはこの時点で先にネジ止めしておきましょう。

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DX版と食玩版では、ここでフルボトルのキャップがアダプタパーツと干渉してしまうため、現在は使用できません。アダプタの形状を工夫すれば、使用できる可能性はありますが。

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あとはネジ止めすれば、上パーツの完成です。

 

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続いて、下側です。

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こちらも、アダプタパーツが干渉する部分はカットしてしまいます。

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フルボトルパーツの溝に、アダプタパーツの凸部のプレートを差し込みます。

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アダプタパーツを挟んでネジ止めして、完成です。使用しているOリングのサイズは上パーツで使用したものと同じです。

 

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さて、これであとはボトルパーツに上下パーツをはめ込めば完成ですが、一つ注意点があります。

それは、ボトルの切り取り位置によっては、ボトルパーツの上部と下部で必ずしも内径が一致しないということです。数mmもの差はありませんが、1mm以内で微妙に差があったりします。これにより、片方のパーツは比較的軽い力でボトルパーツに着脱可能である一方、もう片方のパーツはかなり力を強く入れないとボトルパーツに着脱できない、という事態が発生することがあります。この場合は、力を入れないと着脱できないキツめの方に上パーツ(←キャップがついている方)をはめ込む方が得策です。というのも、上パーツを簡単に着脱できる方にはめ込んでしまうと、ビルドドライバーからボトルを抜き取るときに、この上パーツが簡単に外れてそのままドライバーの方に残ってしまうためです。

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というわけで、キツめにはまる方に上パーツをつけて、

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比較的緩めになる方に下パーツをつけて完成です。

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認識ピンのプレート部分が上パーツにぶら下がる形になってしまっているのがちょっと不細工ですが、スクラッシュゼリーもこんな感じですし、まあいいか、ということにしました。

あとは、この中にお好きなフィギュアを入れましょう。

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さらに、キャップ部分にオリジナルのシールを貼り付けるとなおそれっぽくなります。

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自分はコブラのフルボトルのラベルを写真にとって、そこから歯車っぽいデザインの部分だけをトリミングして、その上からクウガのマークを重ねて、てな感じで適当に作ってみました。小さいので、多少粗があったって問題ありません。

ちなみに本物のレジェンドライダーフルボトルはマークではなくアルファベットがデザインされているのですが、せっかく自分で作るので、ここはわざと好きなようにやらせて頂きました。

 

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というわけで、レジェンドライダーフルボトル『クウガ』の完成です。うーん、やっぱり悪の組織に捕らえられて利用されてる感が強い気がします。さすが悪魔の科学者・葛城巧(?)。。。

ちなみに、このままビルドドライバーに挿してしまうと、

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当然こんな感じになってしまって何だか締まらないので、

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緩く着脱できる方(下パーツ)を開けて、

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ビルドドライバーに挿すときだけ上下を逆にして入れ直してやれば、

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こんな感じでカッコ良くキマります。あ、これは何か良い感じですね。

 

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せっかくなので、ファイズ、響鬼もフルボトル化してみました。なぜこの3人なのかというと、単純に好きというのもありますが、実は肩がいかり気味(?)の方々は、このボトルにギリギリ入ってくれないのです。アギトとか。

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ちなみに裏面はこんな感じです。レジェンドライダーの認識ピンの配列は、必要であればクレーンの丈様の解析結果をご参照ください。

 

ではでは最後に、音声確認です。

 

クウガと響鬼は高寺ライダーでベストマッチ!。。。なんてことは当然ないのですが、レジェンドライダーはそれだけで共通の特殊音が流れるっぽいですね。

 

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というわけで、自分なりにオリジナルのフルボトルの作り方を模索してみた結果、なんだか変なものができてしまいました。ラベルや造形のデザインはできなくても、中身を変えれば色々見た目を変えられるので、これはこれでなかなか面白いかなあとは思います。

音声は変わらずビルドドライバーに組み込まれている範囲内になりますので、音声と関連するものしか中身を入れられないという制限はありますが、比較的解釈の自由度が高い音声もありますので、遊びの幅は多少広がると思います。あえて中身と音声を外してみるのも良いでしょう。遊び方は自由です。


「オリジナルフルボトルをつくる 〜レジェンドライダーフルボトル(別解釈)〜」への3件のフィードバック

    1. アルタメソ様

      自分はPowerPointで図面を作ることが多いのですが、パワポだと実際に印刷した時の大きさがよくわからないので、一度の印刷でサイズ違いをたくさん作っておいて、たまたまうまく当てはまるものを選んで貼りました。

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