『投資家が『お金』よりも大切にしていること』『投資は『きれいごと』で成功する』

自分は経済の話はさっぱりわかりません。『仮にもエンジニアですから』なんて言い訳が通じないぐらいにわかりません。おそらく30代前半にもなったら、経済の専門家でなくても、株式とか国債とか日経平均株価だとかある程度のことはわかってくるような印象(←実際、同世代の友人に会うとそういう話になったりもする)なのですが、恥ずかしながら自分は全然わかりません。

元々ビビリな性格なので、「株とかってミスったら大変なことになるではないですか!」というイメージが強いですし、会社にいるときも、いきなり営業の電話がかかってきて「マンション経営しませんか!」なんて言ってくるものですから、そういう投資だとか何だかとかに対する不信感は募る一方です。そんなワケなので、基本的に稼いだお金は銀行に預けっぱなしだし、株の購入とかも一切やっていません。

が、「それはそれでいかがなものか?」ということを考えるきっかけになる本を読んだので、せっかくなのでご紹介です。

上記の二冊は、元々「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されていた記事を読んで興味が湧いて買ったものなので、まずは、そちらを読んでみて、興味が湧いたら本も読んでみる、ぐらいがいいのかなと思います。

「ほぼ日」はたまにこういうおもしろい話が出てくるので、一応毎日チェックしているのです。

これらの連載とか本の方を読めば、少なくとも、単純に「株とか投資とか=怖い、怪しい」というふうに考えることはなくなるかと思います。自分のような経済についてのド素人でもサクサク読める内容なので、どちらも一気に読んでしまいました。

両方とも、人によっては、「なんか綺麗ごと言ってるなあ」という印象を持たれる方もいるかもしれません。自分はそれがいいなあと思っているので、それで良いのです。

 

余談ですが、綺麗ごと云々の話になると、いつも『仮面ライダークウガ』の五代雄介の言葉を思い出します。

だからこそ現実にしたいじゃない!本当は綺麗事がいいんだもん!

というやつです。心の中では「これは、あんまりやらない方がいいなあ」ということをやろうとしてしまうときに、いつもこの言葉が思い出されてしまうもんですから、まさに「ヒーロー番組は教育番組である」という話です。自分が『クウガ』を観たのは、高校生のときですけどね。

 

ということで、自分も綺麗事は好きなので、それをベースにした投資信託とかなら、ちょっとやってみてもいいかなあと思った次第です。