RAPIRO(ラピロ)を使った遠隔コミュニケーション

前回少しだけ出てきた、”Speak Message”と”Motion”機能を使って、遠隔地にいる(と、想定している)ラピロを介してコミュニケーションをとるデモです。

。。。今回はちょっと、動画を撮るのが難しかった。。。

“Speak Message”は入力したテキストをそのまま読み上げてくれる機能ですが、面白いのは読み上げの際の感情を指定できるところです。これは、HOYAサービス株式会社の提供してくれているVoiceText Web APIのおかげです。これに、前回ご紹介した表情変化を加えることで、だいぶ感情豊かにできているんじゃないかな、と思います。

音声発話にWeb APIを利用することによって、当然入力してからのレスポンスは遅くなってしまいますが、好きな言葉を自由に、かつ感情を持たせながら喋らせられるというのは、十分利用するに値する価値があると思います。

“Motion”では、移動ではなく、手・腕を動かせるようにしています。限定的な動きしかできませんが、ちょっとした身振り手振りを加えられるので、遠隔コミュニケーションの際にはあると便利かな、と思います。

もちろん、スマホコントローラのUIタブを”Move”に切り替えれば、ラピロを移動させることもできます。

 

今回は自分のスキル不足により、撮影しつつ入力しつつになってしまったので、入力にだいぶもたついてしまっているのが悔やまれます。。。でもまあ、何かしらの可能性を感じていただけたなら幸いです。個人的には、現実世界でアバターを操作するという体験はなかなか面白いなあと思いました。あとは、ラピロ側にマイクがないので、相手の音声をキャッチできないのが課題です。

 

以下、おまけです。

 

今現在、ラピロに組み込んでいるスピーカーは

rapiro_new_speaker_1

こんな感じの薄型タイプだったのですが、電子部品ショップをぶらついているときに良さげな部品を見つけたので、交換することにしました。

 

rapiro_new_speaker_2

こんな感じ。ごつくなりました。

前にスピーカーを買ったときには、ラピロのサイズ感をよくわかっていなかったので、「買って頭に入らなかったら嫌だな」と思って薄型のものを買っていたのです。今回は、結構スペースに余裕があることがわかっていたので、ちょっとごついのを買ってきました。これでも電気的な仕様は、薄型のものと全く同じです(8Ω、2W)。ちなみにお値段は、薄型のものは1個250円ぐらい、今回買ってきたものは1個300円です。

肝心の音質ですが、前の薄型スピーカーより声が気持ちしっかり聞こえるようになった、という感じです。ちなみに、トップの動画はスピーカー交換前に撮影したものです。

こんな感じで、どんどん好きなようにパーツを追加していけるのが、ラピロの楽しいところです。