RAPIRO(ラピロ)をECHONET Liteで制御する!

スマートハウス向けの機器制御プロトコルであるECHONET Liteでラピロを制御できるようにしました。

あまりニーズがなさそうな割にタイトルにわざわざ「!」を入れたりして気合が入っているのは、これがずっとやりたかったことだからです。(大したものではないにしても)自分が現状使えるWeb技術の集大成みたいなものになりました。

「ECHONET Liteでロボットを制御できるようにすれば、家政婦ロボットが作れるんじゃないか?」という思いつきは、実は1年ぐらい前から持っていました。

それから間もなく、ラピロと、ECHONET Lite実装ライブラリのOpenECHOが使えるようになったので、やろうと思えばいつでもやれたハズなのですが、仕事とプライベートで色々後回しにしているウチに、結局一年越しでの実現になってしまいました。

ただ、その一年で新しい知識を身につけたおかげで、一番最初の思いつきの時点では実現方法のわからなかったところ(ラピロの音声再生とモーションの連携)まで実装することができました。

今回の試作では、ラピロをECHONET Lite照明として認識させるようにしています。そして、実際の照明の代わりにラピロの瞳のLEDを点灯させているわけですが、赤外線LEDを組み込めば、赤外線リモコンでラピロが実際の家電を操作できるようにもできるハズです。というか、それがやりたいのです。

「わざわざラピロ(ロボット)を介して機器を制御しなくても、直接機器を制御してしまえばいいじゃない」

という意見があればそれはもっともな話で、こんな機器制御の形にしているのは、完全に個人的な好みの問題です。

これからお家がどんどんスマートになっていくなかで、自分としては、ユーザとお家が無機質に色々やりとりするよりかは、自分と家の間になにかロボやペットがいて、それが家との間のやりとりを仲介してくれるようだったら、スマートハウスというものもちょっとだけ愛着を持って利用できるようになるかなーと思った、ただそれだけの話です。

実装方法については、ラピロ関係でこのブログに散りばめられている断片的な情報を組み合わせればできるようにはなっていますが、もう少し実装が整理できたら、改めて記事にしたいと思います。

目指せ、打倒ロビ

 

蛇足ですが、今回色々いじっているウチに、ラピロの右肩のサーボモータがご臨終になりました。。。幸い電子部品ショップですぐに代わりのサーボモータを手に入れられたの修理できましたが、ラピロを本格的にガチャガチャいじりたい人は、スペアとして大小のサーボモータを1個ずつでも持っていると安心です。スイッチサイエンスさんで販売されています。