Arduino Groveシステムの使い方②

さてさて、前回に引き続き購入したGroveモジュールを試していきます。

<超音波距離センサ>

これはスターターキットには含まれていないので、別途購入しました。5V駆動らしいので、LCDモジュールと併用できますね。

ライブラリが必要になるので、ここのファイルをまるっと”Grove_Ultrasonic_Ranger”フォルダとして、Arduino IDEのlibraries以下にコピペします。

で、”スケッチの例”から”UltrasonicDisplayOnTerm”を実行。IDEのコンソールを使えば、何かしら計測できている…のはわかりますが、文字がどんどこ流れていくのでよくわかりません。

せっかく前回LCDモジュールを使えるようにしたので、ここに表示できるようにします。といっても、本当にサンプルソースを継ぎ接ぎするだけなので、ここでは結果だけ示しておきます。

th_ultrasonic_1

センサから2cmのところについ立てを置いてみたところ。1cmと計測されています。

th_ultrasonic_2

15cmのところに置いてみたところ。こちらも計測14cmと、1cmの誤差。

その後も50cmぐらいで測ると49cmと、基本的に1cmぐらいの誤差はありそうですが、シビアに閾値を細かく刻むような用途以外であれば充分に実用的と言えそうです。

 

<光センサ>

こちらはスターターキットに付属しています。3V〜30Vの幅広い電圧で動作するようです。サンプルソースはこちらの”Grove_Light_Sensor“になりますが、こちらも超音波距離センサ同様、文字がどんどこ流れていってしまうので、LCDに表示することにします。

th_light_sensor_1

単位はよくわかりませんが、少なくともルクスではなさそうです。サンプルソースに”Resistance of sensor in K”と書いてあったので、よくわからずに[K]をつけています(ケルビン?)。時間があればちゃんと調べますが、一旦パスで。値としては、LED電球の真下で3.08ぐらい。

th_light_sensor_2

普通の蛍光灯の下でも同じぐらいの値なので、この辺りが上限(下限)なのでしょう。

th_light_sensor_3

センサを握って真っ暗にすると、値は無限大になります。

 

<PIRモーションセンサ>

これはスターターキットには含まれていないので、別途購入しました。3V〜5Vで動作するようです。サンプルソースはこちら

th_motionSensor

サンプル通り、人が動いたことを検知するとLEDが点灯します。スペック上は最大6m離れていても検知できるそうですが、とりあえず部屋の中で2〜3m離れても検知できることは確認しました。

 

とりあえず今回もここまで。まだ半分ぐらいです。